【 泉インター店 】大事にしたいもの
正月飾りのセンターといえば鏡餅(かがみもち)ですね!二段の丸もちにミカンを飾ったものですが、何が「かがみ」なんでしょうか?
全国各地にある各神社の本殿に奉納されている丸い鏡、これをご神体としてお祀りしていますが、これは「三種の神器」のひとつ“八咫の鏡(やたのかがみ)”を形どったものです。同様に鏡餅もその形代だといわれています。(諸説あります)
また「鏡」は鑑みるという言葉にあやかり「かんがみもち」と呼んでいたものが「かがみもち」になったとも言われています。
お正月にやってくる年神様は各家々に門松を目安に訪れ、鏡餅に宿ると言われております。
松の内 (お正月の門松を飾っておく期間)が終わると鏡餅をお雑煮やお汁粉などでいただき、無病息災を願う“鏡開き”という習慣があります。
江戸時代の武家で広まったもので切腹を連想させることから刃物は使わずに手や木槌で割りますが、「割る」も縁起が悪いことから「開く」となったとか。
松の内が1月7日までとする関東は1月11日、1月15日までとする関西は1月15日または20日が通例ですが地域によって異なることもあるようです。
最近ではおもち部分がプラスチックで型取され中に小分けされた小さいおもちが入った物が一般的になりました。
スタイルはどうあれ伝統は大事にしたいものです。
当社もこの2月1日をもちまして創立60年を迎えることになります。今までお付き合いいただいた皆様のおかげで続けられた60年という時間は短いものではありません。
これまで(お客様始め、関係各位、先輩社員)に感謝しつつ、これからも大事に次の世代に引き継いで行かねばとの思いを改める節目の日にしたいと思います。
先日、携帯会社d社の広告で面白いものがありました。
スマホ料金見直しのチラシでしたが、広告の裏側は全国お雑煮mapと称し全国各地を代表するお雑煮を紹介するものでした。
岩手県…甘い“くるみ雑煮”
宮城県…お馴染みの“焼きはぜ雑煮”
東京都…角焼餅でみりんの醤油だしの“とり雑煮”
千葉県…はばのりの磯の香り“はば雑煮”
福井県…カブがあがる縁起物“かぶら雑煮”
香川県…あんこ入りのお餅を白味噌で“あんもち雑煮”
新潟県…塩鮭のお出汁にいくらの“鮭といくらの雑煮”
福岡県…焼きあごのお出汁にブリの“博多ぶり雑煮”…
と地域が違えば、以外なものも…。
どれも試したいですねぇ!(ウチのお雑煮に焼きはぜ入ってたかなぁ?)
皆さんの食卓はいかがでしょうか。
こうした食文化も大事にしたいですね!
《 ?泉インター店 ブログ担当 ?》
2020年1月11日 2:59 PM | Category:泉インター店