気仙沼三菱自動車販売
35年間、気仙沼の皆さまとともに歩んできた気仙沼三菱自動車販売は、2012年2月に宮城三菱自動車販売と合併して、新たなスタートを切りました。
これからも一層のご愛顧をお願い致します!
会長 千田満穂よりご挨拶
2011年3月11日。
あの未曾有の大震災によって、美しい気仙沼の風景が、多くの尊い人命とともになくなってしまいました。
そして私どもも、これまでお付合い頂いた大切なお客様の多数と、関連会社を含む4つの店舗を失うことになりました。
およそ50年前、気仙沼の地にて本当に何もないところから一つずつ命がけで作り上げてきたものが、たった一日にして姿をなくしてしまい、まさに言葉にならない状況でした。
しかしこれまで苦楽を共にしてきた社員たちが全員無事であったことや、震災直後より頂いた全国各地からの支援や励ましの声、そして何より今日まで私を育てて下さった気仙沼市への愛情が一気に湧き出し、「自分は一人ではない。お客様や社員、地域のために必ず復興させてやる」という思いでいっぱいになりました。
その日から2年余り、多くの皆さんに支えられながら、いつ桜が咲き、いつ雪が降ったかも分からぬほど集中した時間を過ごしました。70歳を過ぎた身体にはいささか堪えますが、「自分の人生の集大成」として地域の復興にこれからも取り組んでいこうと思っています。
私には商売しかありません。
まさに命がけの商売を通じて、お客様・社員の笑顔を一つずつ増やしていくことが気仙沼市復興の道であると信じています。
2012年2月1日に気仙沼三菱自動車販売は、これまで100%子会社であった宮城三菱自動車販売と合併し、新生「宮城三菱自動車販売」として新たなスタートを切りました。
宮城県一円をカバーすることとなるため本社は仙台として、この機会に長男に社長を任せました。
三菱自動車より「気仙沼三菱自動車販売株式会社」の称号を頂いた時、私は39歳でした。
まだまだ若造ですが長男も39歳となった機会に、これも一つの運命と思って決断した次第です。
どうぞ皆様からも温かく厳しい目で育ててあげて下さい。
「気仙沼三菱自動車販売」という会社は35年の歴史に幕を閉じ、「宮城三菱自動車販売・気仙沼店」となり、私は取締役会長となりました。それでも私は気仙沼を離れるつもりはありません。
これまで同様に、妻や社員、そして地域の仲間と共に、この気仙沼の地で商売を続けて参ります。
これまでお世話になった、すべての方々に改めて感謝を申し上げ、今後も変わらぬお付合いをお願いする次第です。
復興のため、今こそ頑張ろう、気仙沼!!
2012年4月
宮城三菱自動車販売株式会社
取締役会長 千田 満穂
気仙沼エリアの店舗ご紹介
宮脇書店 気仙沼
宮脇書店気仙沼は、1997年12月に気仙沼市仲町でオープン。店舗面積も在庫書籍数も市内最大規模の書店として地域の皆さまにご愛顧頂いておりましたが、2011年3月11日の東日本大震災の巨大津波によって、海岸から約200mの場所にあった書店はすべてが流出してしまいました。
震災から2ヵ月後にはトーハン東北支店様のご協力で宮城三菱自動車販売・気仙沼店の駐車場にテントを貼った「青空書店」をスタートさせ、2011年12月には「宮脇書店 気仙沼本郷店」として営業を再開させました。
そして2018年10月。 沿岸地区の復興整備も終わり、『宮脇書店 気仙沼』として仲町の場所に戻って来ることが出来ました。 敷地内には震災犠牲者の方々への鎮魂と復興の思いを込めた「カリヨン」を設置しています。
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〒988-0024
宮城県気仙沼市仲町2-1-30-1 - 0226-21-4800
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10:00~20:00
定休日:元日
東北の仕事論
日本を代表するコピーライター・糸井重里さんのウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞(通称:ほぼ日)』。
その唯一の支社である『気仙沼のほぼ日』内に、「東北の仕事論」として気仙沼三菱自動車販売(現・宮城三菱自動車気仙沼店)をご紹介頂きました!